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2008年12月10日 (水)

台湾総督府と228紀念館

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台湾旅行記。
総督府と228記念館に行きました。






ロイヤルホストで昼食をとった後、街中をぶらぶらしました。

散歩の途中で緑の生い茂るのどかな公園を見つけました。

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ここは「ニニ八和平公園」といって、日本統治時代に造られた公園。

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1947年に起きた「ニニ八事件」が公園名の由来となっています。

ニニ八事件とは、外省人の役人がやみ煙草売りを殺傷した事件をきっかけに、国民党政権への台湾住民の不満が爆発。大規模な抗議行動に発展しました。

戦後の台湾は、中国大陸から渡ってきた外省人が政治・経済を独占しており、戦前から台湾に住んでいた台湾住民はこれを強く不満に思っていたそうです。

台湾全土に広まった抗議運動を、国民党政府は武力によって弾圧し、たくさんの台湾住民が命を落としました。
この228事件から1987年までの間台湾では戒厳令が発令され、38年にも渡って言論の自由が制限され続けたそうです。

悲しい出来事を祈念する場所ですが、この日は散歩を楽しむ親子連れや太極拳を行う人たちで賑わっていました。

広い敷地の中には中国風の東屋もあって、歩き疲れたらここでゆっくり休憩ができます。

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静かな園内を歩いていくと、コロニアル風の建物にたどり着きました。

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ここは「228記念館」で日本統治時代はラジオ放送局として使われていた建物です。

228事件の時には本省人がここに集まり、台湾全土にむけて日本語で決起を呼びかけました。
現在は、台湾の植民地時代や228事件の歴史を展示した祈念館になっています。

入場料は大人一人20元。
館内には日本統治時代や戦争中の台湾の資料を初め、228事件に関する展示が公開されていました。

当時の漫画を使った風刺絵なども展示されていました。

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228を祈念した旗は、緑に白い台湾島が描かれています。

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緑豊かな台湾らしい旗です。

228公園の近くには、日本統治時代の旧総督府の建物があります。

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総督府は、1912年に日本の行政機関として設置されました。
第二次大戦での空襲で建物の一部を焼失しましたが、戦後に修復され現在は、台湾総統府として使用されています。

総督府を上空から見ると、日本の「日」の字の形に建てられており、戦後、国民党による統治に変わってからは増築をして「中」の字型に改良したそうです。

夜は美しくライトアップされている姿をみることができます。

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2つの建物を巡ることで、台湾の歴史の1ページを知ることができました。

続く

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