寧夏路夜市
迪化街を出るころは夕方になっていたので、そのまま「寧夏路夜市」に向かいました。
寧夏路夜市は迪化街から雙連駅に戻る途中にあり、一方通行の大通沿いに食べ物の屋台がずらりと並んでいます。
ここは観光客向けというよりも地元の人達が多い印象です。
珍しくておいしそうな屋台もたくさんありました。
士林夜市のような呼び込みもないので落ちついて夜市を散策できるのもうれしい♪
いろいろ気になるお店はあったのですが、「方家」という看板の屋台で食べてみることにしました。
こちらのお店は地元のお客さんで賑わっています。
真っ赤なエプロンの店員さんがきびきびと働いていました。
各テーブルにメニューが置いてあるので、言葉がわからなくても一安心♪
指差しでいくつか注文してみました。
まずは「青菜の炒めもの」。
空心菜を使った塩味の炒めものです。
香ばしいニンニクの香りが食欲をそそります。
油多めで濃いめの味付けが、台湾ビールがどんどん進みます♪
次は「魯肉飯」と「鶏肉飯」。
くまこ夫が頼んだ「魯肉飯」は台湾の名物料理。
醤油味の肉そぼろをご飯にかけたものです。
甘辛い肉そぼろとご飯がぴったりで、こってりとした醤油味はまさしく台湾の味♪
くまこが食べた「鶏肉飯」は蒸した鶏肉を裂いてニンニク風味のたれをかけたもの。
魯肉飯よりもあっさりと飽きがこない味でとてもおいしい♪♪
くまこはこちらの方が気に入りました。
ご飯ものは小さなお碗でくるので、色々な料理が食べられるのもうれしいです。
ご飯と一緒にスープも飲みたくなったっので「香茹頭髄湯」というスープを注文。
金属製のお碗に椎茸が入ったスープがでてきました。
椎茸スープ?とスプーンで掬ってみると・・
底から白子のようなものが・・
なんとこれは鶏の脳髄!
「頭髄湯」という名前の通り、鶏の脳髄を使ったスープだったようです。
見た目はちょっと苦手ですが、ふわふわとした食感で普通の鶏スープよりも濃厚でパンチの効いた味でした♪
食事の後はデザートを食べるためにまた屋台巡り。
果物を売る屋台を見つけたのでここで水瓜を食べました。
台湾のスイカは甘くて瑞々しい味。
ふと隣をみると、くまこ夫がガサガサと紙袋から何かを取り出して食べていました。
中を覗いて見ると・・・
隣の揚げ物屋台で買った鳥の唐揚げでした!
台湾のスパイスが効いた味で、こちらもビールが欲しくなる味でした♪
この他にもお鍋や牡蠣の卵焼きなど美味しそうな屋台がいっぱいで、気になるものがたくさんありました。胃袋がいくつあっても足りません☆
夜も更けて、ますますたくさんの人で賑わう寧夏路夜市。
台湾の人はとにかく親切で、良く笑って、いっぱい食べて・・・
人生を満喫しているなあ〜と、この夜市に来ている人を見て思いました。
台湾最後の夜は大満足♪♪
長く続いた台湾旅行記もまもなく終了。
残すは、台北の街でみかけた面白いものとお土産編です。
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コメント
うわ~屋台の雰囲気がすごく伝わってきます~!!
ビールと最高にあいそうな食べ物ばかりですね( ̄▽ ̄)
机の上のメニューにある「下水湯」って・・・
一体・・・何・・・怪しすぎますΣ( ̄ロ ̄lll)
投稿: jrglay | 2008年12月18日 (木) 14時36分
jrglayさん。
夜市の料理はおいしくて安くて大満足です♪
台湾ピールにもぴったり
下水湯の文字を見たとき、私もかなり驚いたのですが、
調べてみると「豚もつのスープ」のようです。
同じ漢字でもこんなに意味が違ってしまうのですね☆
投稿: くまこ | 2008年12月19日 (金) 20時59分